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Yさんを支える会・仮処分申し立て第二回審尋(審理)

http://www.event.janjan.jp/event/0910133023.html

日時:2009年11月6日

場所:愛知県

Yさんを支える会は、なごやボランティアNPOセンターの職員Yさんの、指定管理者NPO法人ワーカーズコープに対する闘いを支え、ワーカーズコープの実態に迫るための活動を展開しています。

イベント詳細

なごやボランティア・NPOセンターの指定管理者である、NPO法人ワーカーズコープに対して、
地位確認の仮処分申し立てをしたYさん。

NPO法人ワーカーズコープ(センター事業団)は、Yさんの申し立てに対して、
全面否定、前面対決の姿勢に出てきました。
広く市民に開かれたセンターで発生して事件は、これからどうなってゆくのでしょうか?

いよいよ11月6日、9時30分から、名古屋地方裁判所にて第二回目の審尋(審理)があります。
応援してくださる方は、9時30分少し前に、名古屋地方裁判所の1階にお越しください。

ボランティアセンターのYさんを支える会・準備会
460-0024 名古屋市中区正木4-8-8 メゾン金山303 名古屋ふれあいユニオン気付
TEL: 052-679-3079 FAX: 052-679-3080
nagoya_vnpo_mondai@mail.goo.ne.jp
http://blog.goo.ne.jp/nagoya_vnpo_mondai/
当会ではカンパ・賛同人を募集しています。カンパ個人一口1000円。会報も発行予定。
郵便振替 00800-8-126554 名古屋ふれあいユニオン(「Yさんを支える会」とお書き下さい)

準備会呼びかけ人・酒井徹(名古屋ふれあいユニオン運営委員長)
主催団体

ボランティアセンターのYさんを支える会
主催団体HP

http://blog.goo.ne.jp/nagoya_vnpo_mondai/

「なごやボランティアNPOセンター」労組書記長解雇事件、第1回審尋

http://www.news.janjan.jp/living/0910/0910121561/1.php

2008年に指定管理者がNPO法人ワーカーズコープに変更されて以来、KY解雇事件、大量の本部事務局員を送り込んでの労働組合つぶし、Yさんへの嫌がらせ、講座参加人数水増し事件、労働者代表選挙結果改ざんなどが続発したなごやボランティアNPOセンター。

『KY解雇』が発生? 名古屋市の施設の指定管理者交代のその後
労働者の味方の筈のワーカーズコープが組合つぶし? なごやボランティアNPOセンター
ワーカーズコープ所長独裁で暴走続く、なごやボランティア・NPOセンター
「なごやボランティア・NPOセンター」依然、経営側の暴走続く
今度は実体のない出向斡旋 依然不誠実な「なごやボランティア・NPOセンター」
内部告発で「講座参加者数水増し」が露見、逆切れする幹部
ワーカーズコープ 労働者代表選挙に介入? なごや・ボランティアNPOセンター
ワーカーズコープが労働者代表選挙結果を改ざん? なごやボランティア・NPOセンター

この6月に、ワーカーズコープ当局から一方的に懲戒解雇を言い渡された労働組合書記長のYさん(厳密には、当局側の監禁査問の結果、療養している間に解雇され、通知すらよこされなかったと言う「しらんまに解雇」でした)。
なごやボランティアセンター「ホームレス職員」に懲戒解雇強要

そのYさんは、名古屋地裁に職員としての地位保全の仮処分を求めて訴えています。
解雇された組合書記長、NPO法人ワーカーズコープを提訴

その第1回審尋が名古屋地裁で10月9日、ありました。第2回は、11月6日です。

第1回審尋のあった名古屋地裁(写真提供「Yさんを支える会」)

「Yさんは労働者ではない」という当局の主張

大枠としては、使用者のワーカーズコープ側は、Yさんの労働者性を否定する主張に終始しました。ワーカーズコープは、労働者がお金を出し合って経営する ことで、「労働、資本、経営」を一致させることで、資本主義の弊害である収奪を防ぐという建前です。それを逆手にとって当局は「Yさんは所有者であり経営 者だから、労働基準法における労働者ではない」と言わんばかりの主張をしています。

ですが、ワーカーズコープ側は、職場労組との交渉時には労使関係を認めているので、二枚舌ともいえます。そして、ワーカーズコープ当局側は、仮処分の審尋の冒頭、なんとワーカーズコープの宣伝を始めました。

『私たちには労使関係はない』『労協法案は、いま超党派の200人の議員の賛成によりまもなく実現する』などということを話し出したのです。裁判官に「そのような話は詳しくないので、ぜひ根拠となる法律と参考文献を提出してください」と言われました。
労働法軽視「偽装経営者」の温床になるか?市民会議提案の労協法案を考える
なぜ労働者協同組合か 行政の『安上がり』受け皿の危険―「協同労働の協同組合」法制化市民集会に参加して

上記記事で上田仁記者が表明されたご懸念が、法案成立前から、現実のものになっているようです。

準備不足を露呈した当局

また、裁判では、主張が何かあれば事前に証拠を提出しなければなりませんが、ワーカーズコープ側の答弁書は審尋の前日の15時に、すべり込みで出された もので、不十分なものでした。そして、当日になってNPOセンターの機関紙『交流感電池』などを証拠として裁判官に提出しようとして、やんわりと断られる という有様でした。
やはりワーカーズコープは、各地で訴訟を抱えていて、対応する時間がないのでしょうか? このように、当局側の主張は、「問題ありまくり」なのですが、多岐にわたるため今回の記事では「大掃除事件」について取り上げます。

「荷物の整理はしたが大掃除」はしていないと言い逃れる当局

この事件は2009年4月2日、Yさんや他の職員が出勤してくる前の時間を狙って、当局側の職員が『大掃除』と称して、机の上にあるものと、机の中にあ るもの、ロッカーの中にあるものを、全てごちゃ混ぜに名古屋市指定のゴミ袋の中に入れて捨てようとした、というものです。
なごやボランティア・NPOセンター 当局の大掃除で大混乱

その結果、誤って、Yさんの机の上にあったラベルがYさんの関係する団体のイベント用発送作業に利用され、個人情報が外部に流出してしまった可能性も高いと、Yさん側は主張しています。

この「大掃除」は、突然行われたもので、この日にそのようなことをする、という指示も説明もなかったし、『机の上に私物を置くな』という指示もなかったのです。突然の出来事でした。

その『大掃除』は、明らかに嫌がらせであり、先頭に立った職員は、ゴミ袋の中から出してきた、Yさんの私物や、仕事の資料、利用者からの預かり物、 NPOセンターの機材、などを、ゴミ箱の中に投棄して、そのことを聞こえるように大声で言う、などの嫌がらせを行いました。NPOセンターの機材まで捨て られていたのは、どうやら、Yさんの私物と誤認していたようです。

その職員は、労組を貶める内容の、利用者・職員を演じた自作自演の書き込みを、ネット上にしたこともある、と自ら認めるほどの「当局派」職員でした。

Yさんは、2日も翌3日もいくつかの相談業務を抱えており、ごちゃ混ぜにされた荷物を整理する時間がありませんでした。その上、整理しても、Yさんが利用者に対応しているそばから、また当局派職員により、荷物を捨てられる、ということを繰り返されています。

その過程で、度重なる労使紛争で、「凍結状態」になっていた以前の発送作業用ラベルが、Yさんの私物に混入した可能性はあるかもしれない、ということです。

とはいえ、その「混入説」も名古屋市やワーカーズコープ当局が執拗に「個人情報を流出させたろう」とYさんを査問すたため、「可能性を考えるとすると」と「そういうこともあるかもしれない」いう話です。

本当に情報流出があったのかどうか、ということは、Yさんには、よくわかりません。

しかし、当局側は、は、『大掃除』をしたことすら全面否定しました。
そして、『大掃除をしていないが、机の上とロッカーの中の私物の整理はした』と言い出し『私物は机の上にはないはずなので、混ざって流出する可能性もゼロだ』と主張したのです。

次回は、「情報流出」を理由として、いかにして「労働者の味方」のはずのワーカーズコープがYさんを査問し、追い詰めていったか?これについて検証します。

解雇された組合書記長、NPO法人ワーカーズコープを提訴

http://www.news.janjan.jp/living/0910/0910051242/1.php

2008年4月、なごやボランティアNPOセンターは、NPO法人ワーカーズコープに管理者が交代しましたが、さまざまな問題が発生し続けています。

■あまりにも多すぎる「ワーカーズコープ」の問題点

指定管理者移行の直後の2008年5月に『KY解雇事件』がまず発生。
『KY解雇』が発生? 名古屋市の施設の指定管理者交代のその後

その後、2008年8月以降は、労働組合潰しを狙った『全国からの当局側職員の大量動員』が行なわれました。さらに、明けて2009年1月には大量動員した職員による『労組委員長をはずしての労働者代表選挙』が強行されました。
ワーカーズコープ 労働者代表選挙に介入? なごや・ボランティアNPOセンター

また、運営面では、講座参加者数水増しも発覚しています。
内部告発で「講座参加者数水増し」が露見、逆切れする幹部―なごや・ボランティアNPOセンター

さらに、組合員Yさんにたいしては、2008年8月にいったん常勤化を約束しながらそれを反故にしてしましました。さらに、賃金を半分以下にするという『シフト削減兵糧攻め』を行ないました。

さらに、2008年末には、シフト削減の代替案として当局側が提案した出向先に、仕事が無いという『脳内出向』事件もありました。
今度は実体のない出向斡旋 依然不誠実な「なごやボランティア・NPOセンター」の対応
なごやボランティア・NPOセンター、経営側の暴走のまま年越し

このような『ボランティアセンターで起こっている諸問題』は、労働組合のビラや、インターネット新聞での報道などで、NPO業界、ボランティア業界では全国的に話題となっているようです。

■ついにYさんを解雇

NPO法人ワーカーズコープは、職場労組(自治労ワーカーズコープユニオン)の交渉にも誠実に対応しませんでした。さらに、労働委員会の斡旋も拒否し、今年6月、ついに労働組合書記長をしていたYさんが解雇される事態となりました。

この解雇は、Yさんの責任ではない他の事件(情報誌発禁事件)や、当局側職員の関与が強く疑われる情報漏えい事件の責任を一方的に負わせられて行われたものです。
なごやボランティア・NPOセンター 当局の大掃除で大混乱

2009年4月に起きた上記事件では、当局側職員が大掃除を勝手にしたのですが、その際、個人情報をYさんの持ち物に混入させたのではないか、という疑いが強くあります。Yさんはいわば、「はめられた」可能性があるのです。

またYさんは、その事件のさいに、当局側職員に『自分でやったと認めろ、朝までやるぞ』などと、NPOセンター会議室に閉館時間終了後も監禁尋問され精 神疾患を発症、発症後も尋問され続けるという非人道的な仕打ちを受け、その後も後遺症により、精神的にも大変辛い状態にあります。

それだけでなく、Yさんは、当局側の一方的なシフト削減によって、実に半年以上の長きにわたって、生活保護基準以下の生活を強いられたばかりでなく、一時期はホームレス生活を余儀なくされるなど、まさに『みるにみかねる』状態となっていました。
参照:ホームレス支援のアルバイト職員自身がホームレスに

■裁判通じ真相追及へ!

このたび、Yさんは、あまりにも非道で納得のいかないNPO法人ワーカーズコープに対して、異議を申し立て、名古屋地裁に裁判を提起して戦うことにしました。

「ボランティアセンターのYさんを支える会・準備会」では、Yさんの戦いを支援することを通じて、広く市民に開かれた公共の場であるNPOセンターで、なにが起こっていたのかを追及していきたいと考えています。現在、カンパ・賛同人を募集しているそうです。

ボランティアセンターのYさんを支える会・準備会
460-0024 名古屋市中区正木4-8-8 メゾン金山303 名古屋ふれあいユニオン気付
TEL: 052-679-3079 FAX: 052-679-3080
カンパ個人一口1000円 会報も発行予定。nagoya_vnpo_mondai@mail.goo.ne.jp
準備会呼びかけ人・酒井徹(名古屋ふれあいユニオン運営委員長)

公共サービスの民間開放が中曽根政権以降、特に小泉以降、特に進む中で、わたし自身も、現役の自治体労働者として他人事ではありません。また、協働労働も、「よいこと」とされていますが、一方で、現実にはこういう問題も起きています。今後、注目していきたいと思います。

なごやボランティア・NPOセンター 当局の大掃除で大混乱

「なごやボランティア・NPOセンター」労働組合の柴田委員長への嫌がらせなどが相次いでいる。4月、2009年度が始まると当局側は、ある日、突然、 一言も説明もなく、勝手に「大掃除」を強行し、柴田委員長の私物や利用者から預かった資料などが行方不明になってしまった。
名古屋市伏見区にある「なごやボランティア・NPOセンター」は、2008年度から、NPO法人ワーカーズコープ(労協センター事業団)が指定管理者を 勤めています。同法人は、「労働者と経営者」を一体化させ、労働者が資本家に収奪されるという資本主義の弊害を防ぐという立派な「協働労働」の理念を掲げ ています。

ところが、そのセンター事業団当局により、2008年5月のいわゆるKY解雇事件に端を発し、Yさんに常勤化を約束しながら、あべこべにシフトを減らす、労働組合の柴田委員長への嫌がらせなどの問題が相次ぎました。

さらに、全国から、本部事務局員=当局派を送り込み、当局に都合のよい人が選ばれるようにすべく、労働者代表選挙を強行、それでも当局にとっては結果が不十分なため、さらに投票結果を改ざんするなどの疑惑も次々浮上しています。

ワーカーズコープが労働者代表選挙結果を改ざん? なごやボランティア・NPOセンター JanJan

会議から労組員を排除……ルール無視 「私が決めた」と居直る幹部
JanJan

このような状態から3ヶ月近くたち、年度も替わったことですから、心機一転、少しは事態が改善に動くか、と私もわずかながら、期待していました。しかし、労働組合関係者に取材したところ、事態は改善するどころか、悪化したまま、年度を越えてしまったそうです。

第一に、柴田委員長ら労働組合員は、職場の会議から排除されたままです。ワーカーズコープ当局は、柴田委員長らが身に覚えのない「冤罪」について「反省 文を書け」と迫っています。柴田委員長らは、身に覚えがありませんから、当然、反省文など出すわけがありません。そこで、当局側は、ワーカーズコープ組合 員としての権利である、職場の運営のための会議への出席を停止したままです。

これは、どうも、全国各地で行なわれている「労組つぶし」の常套手段のようです。

■虚偽の情報利用者に吹き込む

第二に、当局側の職員は、利用者に対して、「労使紛争」などない、あるいは、「あれは労働組合が一方的に悪い」など、虚偽で一方的な情報を吹き込んでいるそうです。

そうした中、利用者が心配して、窓口にいた職員=組合員にたまたま「どうなっているのか」と聞いてきたところ、組合員は「労使紛争はありますが、ご安心ください」程度のことを回答したそうです。

このように、「事実を、一般常識では、支障のない範囲」で回答しただけなのに、当局はその組合員に対して激怒してきたのです。

■勝手に「大掃除」、業務に支障

そして、2009年度が始まると驚くべき事件がおきました。なんと、当局側は、ある日、突然、一言も説明もなく、勝手に「大掃除」を強行してしまったの です。その結果、柴田委員長の私物はもちろん、「利用者からお預かりした資料などがことごとく、行方不明になってしまった」そうです。

そして、業務にも支障が出ているそうです。「当局」派の人たちはワーカーズコープの宣伝活動に従事することが多く、実際の利用者への対応は、柴田委員長 ら、元からいたセンターの職員が担っているのですが、利用者への迷惑も顧みず、当局側は柴田委員長の机周辺の「物体」を柴田委員長に断りもなく、「きれい に掃除」してしまったそうです。

労働組合(自治労ワーカーズコープ職員ユニオン)関係者は「労働組合への嫌がらせのために業務を犠牲にしている」と憤りを隠しません。

指定管理者受託から1年以上。しかし、ワーカーズコープ=センター事業団当局の態度は改善するどころか、開き直りに終始し、悪化する一方です。

業務など、二の次。労働組合つぶしが最優先。こんな状態になっています。協働労働どころか、民間企業や役所でも当たり前のことすら守られていない状況がまだ続いていることに、いまさらながら、改めて驚嘆せざるを得ません。

◇ ◇ ◇

 「協同労働」が機能していないと思います。

http://www.news.janjan.jp/area/0902/0902026671/1.php
会議から労組員を排除……ルール無視 「私が決めた」と居直る幹部
上記に投稿されたコメント

上田仁
2009/02/08

「KY解雇事件」や「脳内出向事件」、はたまた職場の会議から職員を排除しているようでは、こと伏見のNPOセンターに関する限り、民主的な職場運営を基盤とするべき「協同労働」が機能していないのは明らかであり、だからこそ労働組合が結成されたのかと思います。出資制度があるから「労働=経営=出資」が三位一体である理屈をこねようとも、現実が「経営側」と「労働側」の存在を示しています。「協同労働の実現のためには、労組も何も関係ない」というのは屁理屈ですね。

たとえ、民間企業であっても、そもそも労働とは協同作業であり、そこには同僚と相互の信頼や敬意が存在していると思うのですが、「連帯」を語る組織が自らの事業所での職員の連帯を信じる事ができないとは皮肉なものです

「7つの原則」

http://www.news.janjan.jp/area/0902/0902026671/1.php
会議から労組員を排除……ルール無視 「私が決めた」と居直る幹部
上記に投稿されたコメント

上田仁
2009/02/04

さとう記者ご指摘の「7つの原則」ですが、歴史的に何度か変更を経ています。労働組合に関する部分のみ取り上げますが;
1979「労働組合のはたす重要な役割を認識し、組合活動を保証します」
1986「労働組合の重要性を認め、協力・共同を進めます」
1992「労働組合運動や地域の運動との連帯を強めます」

現在の「7つの原則」では、下記のとおり、「労働組合」の文字が消えています。象徴的です。

1:働く人びと・市民が、仕事をおこし、よい仕事を発展させます。
2:すべての組合員の参加で経営を進め、発展させます。
3:「まちづくり」の事業と活動を発展させます。
4:「自立と協同と愛」の人間に成長し、協同の文化を広げます。
5:地域・全国で連帯し、協同労働の協同組合を強めます。
6:「非営利・協同」のネットワークを広げます。
7:世界の人びとと連帯して「共生と協同」の社会をめざします。

もちろん、現行の「7つの原則」から見ても伏見のセンターの事態は異常な訳であり、全日自労という労働組合の就労獲得運動・対案運動に起源を持つ 労働者協同組合が、労働組合の就労要求を頭から潰しにかかるようでは、センター事業団の協同組合に対する考え方に疑問を感じます。

労協の組織原則によれば、T専務理事も、常勤化を拒否されているYさんも、「一人一票」で対等の権利を持つはずであり、T専務理事の「私が決め た」は協同組合においては出資者(=経営者・労働者)に対する背信行為ではないでしょうか。記事を読んで、「すべての組合員の参加で経営を進め、発展させ ます」との言葉の意味をT専務理事に伺ってみたく思いました。なにか「協同の文化」との言葉が虚しく感じられます。

会議から労組員を排除……ルール無視 「私が決めた」と居直る幹部

http://www.news.janjan.jp/area/0902/0902026671/1.php

2009/02/03
なごやボランティア・NPOセンターは、労働=経営という協同労働の理念やワーカーズコープの規約から完全に逸脱しています。いまや当局が「協同労働の実 現のためには、労組も何も関係ない」という理屈によって、数々の不当労働行為を正当化するためだけの口実に堕ちてしまったのではないか、とさえ思われま す。
なごやボランティア・NPOセンターは、2008年度から、NPO法人ワーカーズコープ(労協センター事業団)が指定管理者を勤めていますが、センター 事業団当局により、いわゆるKY解雇事件に端を発し、Yさんに常勤化を約束しながら、あべこべにシフトを減らすなどの問題が相次ぎました。

さらに、全国から、本部事務局員=当局派を送り込み、当局に都合のよい人が選ばれるようにすべく、労働者代表選挙を強行、それでも当局にとっては結果が不十分なため、さらに投票結果を改ざんするなどの疑惑も次々浮上しています。
http://www.news.janjan.jp/living/0901/0901215849/1.php

■根拠のない「組合権利剥奪」

しかし、当局は自分たちが、【選挙】を強行し、結果を改ざんしたことへの反省もなく、自治労・ワーカーズコープ職員ユニオン(愛称:イキナリ労組) に対して、労働者代表選挙を妨害したとして「抗議」を行い、YさんとS委員長に職場の会議に出ることを禁止する、と言い出しました。この職場での会議は、 建て前としては、労働者が出資者、経営者と同一である協同労働に必要な会議で、全組合員に参加が権利として保障され、民主的に運営されねばなりません。

そもそも、ワーカーズコープ組合員の権利を剥奪するには、理事会の決定に加え、年に1回の大会で釈明させなければなりません。会議からYさんやS委員長 を排除するという、センター事業団当局の主張は何の根拠もありません。NPO法人ワーカーズコープの定款や「7つの原則」を作成している部門は、現場と違 う人たちが作成しており、協同労働の理想を折り込んだ、良い内容となっています。だが、それを実行する人たちは、その内容を無視しているようです。

そのような横暴に加え、さらに、センター事業団当局は、労使交渉の場で、自治労愛知県本部に対して「YさんやSさんを指導しろ」とつっかかったのです。 あまりの当局のやり口に、自治労愛知県本部側はあきれ果て、「反省すべきなのはセンター事業団だ。組織原則とおりに民主的に運営を」と指摘しました。

■当局派がYさんを一方的にいびる職場会議

しかし、センター事業団当局で、ボランティアNPOセンターに顔を出している組織ナンバー2の専務理事Tさんは、反省するどころか、2月1日の、職場での会議で以下のような対応を取りました。

まず「当局派」の「議長」が、Yさんに退出しろと「宣言」し、民主的な会議を妨害しているとの言いがかりをつけました。Yさんが発言しようとすると、 「当局派」の人たちが次々と同じ内容で野次を飛ばして発言させませんでした。「民主的な会議を破壊しているのは誰か? 組合員としての権利を剥奪するには 手続きが必要なのでは? 大人気ないことはやめて、仕事の話を進めましょう」とYさんが発言すると、それをさえぎるように大声で、T専務理事が一方的に 「演説」を開始。

このため、その場にいた人のうち、当局派の7名とYさん以外はしらけてしまい、会議を退席してしまいました。Yさんは会議で、センターの仕事がどうすればうまくいくか、という大人の話をしよう、と提案しました。

しかし、T専務理事は聞く耳をもたず、Yさんがやってもいないことについて、「反省文が提出されていない、Yさんが会議を妨害している」などと一方的にまくしたてたそうです。もちろん、Yさんは身に覚えがないことばかりですから、反省もできません。

■「協同労働」強調しながら、「私が決めた」と独裁的発言

Yさんが民主的に会議を進めるように諫言すると、T専務理事は「わたしが専務理事です。わたしが決めました」と居直りました。一方でYさんが、自治労愛 知県本部にも、当局は注意されたことを指摘した時には、「ワーカーズコープは、協同労働だから、労使関係はない、労組は関係ない」などと開き直ったそうで す。しかし、協同労働を掲げるなら、「わたしが専務理事です。わたしが決めました」という独裁者のような発言はあり得ないのです。ご本人は、そんな矛盾に もお気づきにならないようでした。

■「事務局会議」で労組員を意思決定から排除

最後には、T専務理事は「Yさんが会議を妨害したので、会議は成立しませんでした。」などと言い出し、会議を止めてしまったのです。会議の中では、T専 務理事と「当局派」が、Yさんに耳を傾けようともせず、一方的にまくしたてていただけなのです。しかし、悪いことは何でもYさんやS委員長のせいにしたが るようです。

しかも、関係者によると、NPOセンターにおける公式の職場会議は実は形骸化しています。当局からみて都合がいい人だけで、「事務局会議」なるものを勝 手に開き、方針を決めているようなのです。もちろん、NPO法人ワーカーズコープの「ルール」や、センター事業団の発行している手引や方針には、専務が独 断で組合員の権利を剥奪し、事務局会議を勝手に開いてほかの組合員の参加をさせなくてよい、などということは、まったくかかれていません。それはよくない 行為であると書かれています。

■他のワーカーズコープ関係者からも苦言

NPO法人ワーカーズコープ=センター事業団とは別の「ワーカーズコープ」で長く活動してきた人の話によると、「センター事業団のようなところとは一緒 にしてほしくない。自分たちは、ただ「ワーカーズコープ(労協)」というスタイルが一緒なだけの、まったく別の組織なのでよくわからないが、いやしくも 『労協』であるなら、事業所のことはその事業所で話し合いをして解決すべきなのが筋だろう。

今回のNPOセンターの事件なら、まず、その職場での会議で、Yさんも含めた全員で話し合いがもたれるのが道理だ。その話し合いの場で『Yさんを常勤にしたほうがよい』という結論が出るならば、理事会の決定は別として尊重すべきだろう。

だが、センター事業団のやっていることは、事件を隠蔽しているだけのよう見える。KY解雇にしろ、本部からの大量動員にしろ、常勤化の反故にしろ、脳内 出向にしろ、そのような問題が発生している段階で、すでに協働労働に失敗しているのだから、真摯に受け止めて反省すべきだ」とのことでした。

いまや、なごやボランティア・NPOセンターは、労働=経営という協同労働の理念や、ワーカーズコープの規約から完全に逸脱しています。いまや「協同労 働」とは、当局(T専務理事)が「協同労働の実現のためには、労組も何も関係ない」という理屈によって、数々の不当労働行為を正当化するためだけの口実に 堕ちてしまったのではないか、とさえ思われます。

◇ ◇ ◇